仙台市は、人口百万人を有する東北地方最大の都市で、宮城県の県庁所在地です。杜の都とも呼ばれ、国分町は東北随一の繁華街として全国的にも有名です。
仙台市(せんだいし)は、宮城県の中南部に位置する人口百万人を有する東北地方最大の都市で、宮城県の県庁所在地です。1601年に伊達政宗公によって城下町として開かれました。
宮城県は比較的面積が小さく、仙台平野に県民の大半が居住するために、その中心である仙台市への一極集中がみられます。仙台市は、全国で11番目の東北地方唯一の政令指定都市であり、東北地方で最大の人口規模を有しています。広瀬川や青葉山などの自然が都心にあり、また街路樹などの緑が多いことから、「杜の都」と呼ばれ親しまれています。第三次産業の占める割合が高く、中央省庁や企業の出先機関が集まる「支店経済都市」です。東北大学を始めとする大学・研究開発機関なども多いことから、「学都仙台」とも呼ばれています。
仙台市の名前は、城の本丸に虚空蔵千体仏があったことから国分氏が千代城と名付けたことが由来と言われています。その千体が千代(せんだい)となり、伊達政宗が1601年、今井宗薫にあてた書状の中に、「此地仙台へ相移り申候」と記されていることから、「千代」から「仙台」にしたと言われています。伊達正宗が、仙台に改めたのは、唐の詩「同題仙遊観」の中の「仙台初見五城楼」によったといわれています。
仙台市都心部は、仙台平野の西部に位置するために、海洋性気候の傾向を持っていることから、東北地方としては、冬は温暖で真冬日は少なく、降雪量も多くありません。そのため、一週間以上積雪が残存することは多くありません。仙台市は、都道府県庁所在地の中で真夏日と真冬日の合計が最も少なく、約20日程度です。2番目の水戸市で約30日、東京都千代田区約45日、大阪市約66日と比べても仙台市は、極端に暑くも寒くもない気候であると言えます。年間平均気温が12.1度、日照時間1842.6時間、降水量1241.8mmです。
仙台を代表する最も有名な祭りは、仙台七夕まつりです。東北四大夏祭りの1つに数えられており、期間中200万人以上の人出があります。2005年には東北楽天ゴールデンイーグルスがプロ野球に新規参入し、誘客力も上昇しました。
「杜の都」と呼ばれる仙台には、名所や旧跡が多くあります。また海の幸・山の幸に恵まれているため、美味しい料理を味わうことができます。市街地から車で30分もあれば、郊外へ出ることができ、作並温泉・秋保温泉は、江戸時代からの名湯となっています。また日本三景の1つに数えられている松島にも近いため、観光ツアーでは「仙台・松島」と一緒にツアーが組まれる事が多くなっています。
○温泉
・作並温泉
仙台市街地から車で約30分、「仙台の奥座敷」。派手さはありませんが、山あいに佇み、趣きのある旅館が充実しています。のんびりしたいときに行きたい温泉地です。
・秋保温泉
秋保温泉(あきうおんせん)は、仙台都心からも近いために、宿泊だけではなく、日帰り入浴にも利用されています。奥州三名湯(宮城県鳴子温泉、福島県飯坂温泉)のひとつに数えらました。
○動物園・遊園地
・仙台市八木山動物公園
1965年10月に開園した仙台市立の動物園です。東北有数の動物園で、約140種、550点の動物が飼育されています。
・八木山ベニーランド
遊園地の観覧車に乗れば、快晴時には海まで見晴らせます。サイクロン、メガダンスなど絶叫マシンもあります。
・仙台ハイランド遊園地
作並温泉入口に位置し、アトラクションが40種類以上も揃っています。絶叫マシーン「ループ・ザ・ループ」がスリリングです。
○スキー場
・泉ヶ岳スキー場
仙台市街地から車で30分、仙台市内の夜景を楽しめながら滑走できる都市型スキー場で、週末にはナイター営業を行っています。ゲレンデは緩斜面と中斜面の割合が多いことからファミリー層に人気があります。
・泉高原スプリングバレースキー場
仙台市街地から車で約40分、仕事を終えた後滑りに訪れる事もでき、特にナイターが人気です。晴れた日には、仙台平野や太平洋が一望できます。ゲレンデは、中・上級者向きです。
○海水浴
・深沼海水浴場
仙台市内唯一の海水浴場です。
国分町は、言わずと知れた東北随一の繁華街として全国的にも有名です。国分氏の居城があったことから、国分町と呼ばれています。17世紀初めには、奥州街道沿いに置かれていて大町とともに芭蕉の辻を中心に仙台城下町として栄えました。江戸時代には、同じ漢字で「こっぷんまち」「こっぽんまち」と呼ばれていました。
現在では歓楽街としての国分町は、仙台の「夜の街」の代名詞となっており、飲食店の他に、スナックやバー、風俗店が数多く集まっています。国分町発祥と言われているものに、仙台牛タン、炉端焼き、レゲエパンチがあります。
国分町は、国分町通り沿いに発達した仙台市都心部を構成する地域の1つで、広瀬通りを挟んで、北側が歓楽街、南側がオフィス街となっています。主に歓楽街部分を指して、仙台市民からは「分町」(ぶんちょう)と呼ばれています。
ほとんどの飲食店は、東端が東一番丁通り、西端が晩翠通り、南端が広瀬通り、北端が定禅寺通りに囲まれたブロック内に集中しています。このブロック内では、県の施行条例により、風適法対象店は午前1時まで営業可能となっています。
国分町「夜の街」としての歓楽街の中では比較的、治安は良好でしたが、中央署が2005年2月に離れた場所へ移転し、国分町交番のみになったために、治安悪化が危惧されています。
現在飲食店の経営は厳しい状況にあり年間200店が入れ替わり、クラブの多くは北海道など県外の方がオーナーを務めるところが少なくありません。東北を代表する繁華街、国分町も価格破壊の厳しい時代となっています。
バブル景気最高期には、一晩に3万5000人を集客したと言われていますが、現在は1万人程度に落ち込んできています。しかし、それでも国分町は、東北地方最大の歓楽街であるということに変わりがありません。仙台市のナイトスポットを楽しむためには、国分町は欠かすことができません。
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